狙った獲物は逃さない凄腕スナイパー・ゴルゴ13が遂行する暗殺という仕事を通して、きな臭い世界情勢や国際的な陰謀を描くハードボイルド 本作は原作の『帝王の罠』というエピソードをベースに、当時の最新CG技術を導入して制作された 監督は出崎統 石油王レオナルド・ドーソンのひとり息子が暗殺された 狙撃したのは、本名も国籍も不明のヒットマン・ゴルゴ13 その後しばらくして、ゴルゴはモレッティ司教から“ドクターZ”という人物の暗殺を依頼される ドクターZは決して人前に姿を現さない謎の大物で、仕事のすべてをシンディという娘にやらせていた ドクターZへ近付くためにシンディに接触をはかったゴルゴは、シンディの正体に気付く シンディこそがドクターZだったのだ だが、ドクターZを仕留めた直後、ゴルゴ自身が何者かに襲撃され… 複数の殺し屋に狙われたゴルゴは、自らの身を守るために孤独な戦いを始める